Subgenus Leptocybe (アシナガトマヤタケ亜属), Section Leptocybe(アシナガトマヤタケ節)
針状の胞子、側シスチジアがなく、縁シスチジアは薄膜であることから、Leptocybe亜属のLeptocybe節。
acutata=鋭先の
神戸市西区の会社の敷地内に、梅雨の時季と秋に発生する。名前の通り、スレンダーで小型のアセタケ。星形の胞子と、傘中央の顕著な突出などが特徴か?
傘: 径は、4-15mm、最初円錐形から、のち市女傘状になり、中央が顕著に突出し、しばしば中央部が淡色になる。表面は圧着繊維状。ヒダ: 上生〜離生し、やや疎。柄: 細長く曲がりながら伸びる、25 - 45 x 0.6 - 1.1 mm、中実、同径〜やや基部が太まる。表面はごく上部のみが粉上で、それより下部は傘と同色の地に白色の繊維をまとい、特に基部では全面を覆う。他の子実体の写真は、Galleryに置いています。
胞子:顕著な針状
担子器: 4担子性
縁シスチジア: 薄膜、頭部側面に結晶を付けるものもある。連鎖状のパラシスチジアが多数
側シスチジア: なし。パラシスチジアは多数?
柄シスチジア: 頂部のみ
その他: 青木仮称のトガリアセタケは、本種と思われる。
Latest update: 2009/02/06